日本郵便問題 & PMDA 2025年5月発行オレンジレター

国土交通省が、点呼不適切問題により日本郵便の自動車貨物運送の事業許可を取り消す方針であるというニュースを見ました。
一度許可が取り消されると、5年間は許可が取得できないようです。
2500台のトラックが対象となり、今後の監査の結果次第では、郵便物や宅配便の集配に使う約3万2000台の車両も使用停止に
なる可能性があるそうです。

ネット注文した物の中には、ゆうパックで届くものもあるので、今後の影響が心配です。
日本郵便は子会社や協力会社への委託を増やす対応を検討しており現時点で「ゆうパック廃止」までは考えていないということ
ですが、どうなるでしょうか?

ついでに、動かせない2500台のトラックのことも気になります。
5年間メンテナンスを続けるのでしょうか?それとも処分するのでしょうか?
今なら鉄くずとして高く売れるかな?
でも、いったん処分したら、5年後に再度調達するのも大変かも。いや、EVトラックが普及するチャンス?
ということは、EVトラック不足で、“2030年問題”になる?

前回のブログで、2024年問題について調べたばかりだったので、このニュースに思わず食いついてしまいました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/80bcd3a72b3c71d1afedcfd48e6b54c814f07bce
日本郵便の不適切点呼、関東だけで違反200点超…「運送業許可取り消し」基準を大幅に上回る
https://www.j-cast.com/2025/06/05504968.html?p=all

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話は変わって、PMDA(医薬品医療機器総合機構)からGMP指摘事例速報(オレンジレター)が発行されました。
https://www.pmda.go.jp/files/000275662.pdf

担当者の離職や、製造販売業者と製造所の間の意思疎通不足等で、原料の確認試験や製品試験に不備があったことを指摘する
内容でした。
承認事項と製造実態の相違は、どこの会社でも起こりうる話なのではないでしょうか。
承認されていない方法で医薬品を製造すれば、患者の健康被害、医薬品の回収、業務停止など大変な事態につながるため、
慎重の上にも慎重を期す必要があると思いますが、なかなかうまくいっていないのが実情のようにも思います。






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