令和6年(2024年)の薬事工業生産動態統計調査の結果が、2025年12月24日に厚労省のHPに掲載されました。
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450151&tstat=000001236582&cycle=7&tclass1val=0
◎医薬品
生産金額は前年と比べて2.1%増加していました。
輸出金額は前年と比べて15.5%増加し、主な輸出国は、1位:スイス(前年2位)、2位:アメリカ(前年1位)、3位:中国(前年3位)でしたが、アメリカと中国
への輸出額は減少していました。(トランプ関税や日中問題の影響がない2024年時点で輸出額が減少していました)
輸入金額は前年と比べて12.8%増加し、主な輸入国は、1位:ドイツ(前年1位)、2位:アメリカ(前年2位)、3位:アイルランド(前年3位)でした。
製造業者数は1148社で前年より10社減少していました。詳しく見ると、1ヶ月間の生産金額が10億円未満の製造業者は17社減少しているのに対し、
10億円以上の製造業者数は7社増加していました。
都道府県別の医薬品の生産金額のトップ5は以下の通りでした。
★都道府県別医薬品生産金額トップ5★
| 2024年 | 2023年 | |
| 1 | 埼玉県 | 埼玉県 |
| 2 | 栃木県 | 栃木県 |
| 3 | 静岡県 | 静岡県 |
| 4 | 山口県 | 富山県 |
| 5 | 富山県 | 山口県 |
◎医療機器
生産金額は0.4%減少していました。
輸出金額は前年と比べて1.7%増加し、主な輸出国は、1位:アメリカ(前年1位)、2位:中国(前年1位)、3位:ドイツ(前年3位)でした。
輸入金額は前年と比べて8.5%増加し、主な輸入国は、1位:アメリカ(前年1位)、2位:中国(前年3位)、3位:アイルランド(前年2位)でした。
製造業者数は1725社で前年より7社減少していました。詳しく見ると、1ヶ月間の生産金額が10億円未満の製造業者は9社減少しているのに対し、
10億円以上の製造業者数は2社増加していました。
都道府県別の医療機器の生産金額のトップ5は以下の通りでした。
★都道府県別医療機器生産金額トップ5★
| 2024年 | 2023年 | |
| 1 | 栃木県 | 静岡県 |
| 2 | 静岡県 | 栃木県 |
| 3 | 茨城県 | 茨城県 |
| 4 | 福島県 | 福島県 |
| 5 | 埼玉県 | 埼玉県 |
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医薬品の製造業者の総数が、年々減少している点が印象的でした。
※直近の総数は、2020年:1212社→2021年:1181社→2022年:1175社→2023年:1158社→2024年:1148社となっています。
2024年の調査結果は前年と比べて特に大きな変化はなかったように思いますが、次回(2025年)は、トランプ関税や中国との
関係の変化により、輸出入金額にどのような影響が出てくるか気になるところです。
余談ですが、毎年なんとなく気になってしまう都道府県別生産金額トップ5を見ると、医薬品・医療機器とも、埼玉、栃木、静岡の生産が
相変わらずさかんなことがわかります。
